旭児連会長 退任のご報告
2021-06-09
10年の長きにわたり、旭川地域児童デイサービス等連絡協議会(旭児連)の会長を務めさせていただいておりましたが、先の定期総会で新会長が選任されました。異業種の皆様と旭川の発達支援や保育の在り方についてお話をしたり、異業種合同の研修会を開催できたことは自身にとって代えがたい経験になりました。また、この間に巡り合った方との縁が今の財産となっています。心より感謝申し上げます。
ですが、発達に課題を抱える子どもの数は年々増加する傾向にあり、地域として取り組まなければならない課題は山積しています。
今後は、旭川市自立支援協議会こども部会の部会長として、もうしばらく地域課題の解決に向けた活動を行ってまいりますので、さらなるお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
新年度スタート
2021-04-01
令和3年度2名のスタッフを迎えての一年が始まります。
春は出会いと別れの季節です。4月に1名が退職し、夢を追いかけて東京でデビューをします。
今回のように若い方が、弊社で学んだ人としての基礎力を糧に夢の実現に一歩を踏み出す姿を見ると嬉しくなります。これも会社のひとつの役割なんだと感じます。
とは言っても、この業界は職員配置に基準がありますので、1名抜けると利用者の方の支援に影響が出てしまうことは避けられません。コロナ対策もしかりですが、器があってもマンパワーがなければ機能しないという点では、障害福祉サービスも同様です。
昨年、旭川では放課後等デイサービスが10か所も増えています。このあとも新規開設の予定があります。
増やすのは、利用する方にとっては選べるという点で良いことですが、人材育成が追い付かないまま増えてしまうと、虐待や不適切な経営に向かってしまうリスクもあります。
特に子どもに関する施策の実施については、行政の責任がますます問われる時代になりました。質・量ともに適正なサービス提供体制を早急に検討する時期に来ていると感じています。
法律の改正に向けて動きも始まっています。次の改正では、放課後等デイサービスの根本的な在り方が議論の軸になってくるでしょう。(15歳~18歳のサービス利用を含めて)
旭川市にも(仮称)福祉のまちづくり条例を来春施行する動きがありますので、合わせて期待をしたいと思います!
初のオンライン事業計画会議やってみたぁ~!!!
2021-03-11
3月7日(日)9時~15時
2021年度に向けた事業計画会議。
感染対策で保育園をリモートでつなぎ、ハイブリッド方式で開催しました。
総務省が推進するICT補助金を活用して、社内のネットワーク環境をサーバーからウラウドに変更。勤怠管理の一連業務を電子決裁で行う体制に整備しました。また、新型コロナウイルス感染症対策の補助を使って、iPadやsurfaceProを導入し現場業務の効率化を目指しています。
今回はTeamsを使ったオンライン会議でした!
今後は仕事をする上で、パソコンやタブレットを使いこなすスキルが必須要件になりますね。
苦手な方も努力していきましょう!(苦笑)
話は事業計画会議に戻りますが、今回は中期3年計画(2021~23)と次年度アクションプランの発表を行いました。
開設から19年目となる次年度。過去20年の蓄積したノウハウを整理し、新たな10年を進むための重要な時期です。
職員みんなで考えて創っていきたいと考えています。
おかげ様でスタッフが育ち、チームワークも良くなってきました。
未来を目指して、さらなる支援の充実と豊な人間性を育む社員共育(教育)の実践に取り組んでいきたいと思います。
果たしてこの↑思い・・・オンラインで伝わったのかなぁ~?というのが初チャレンジの感想でした(笑)
人と人がつながる大切さ・・・
2021-03-01
3月になりました!
日中の気温があがり、屋根からの落雪に気をつけなくてはいけない時期になりました。もう少しで春と思いつつまだまだ雪に悩まされる日々は続きますね(苦笑)
先日ある研修会で、AIが相談支援を行う時代がくるかも?との話がありました。
チャットポットもその一部かなぁ~?(弊社のホームページは、今リニューアル中で機能していなくてごめんなさい )
対人援助は人間にしかできない仕事。AI化されない業務と考えていたのですが、より便利に簡単に答えが得られるという点において、Googleの検索と同じイメージで活用されていくのかもしれませんね。
そうなると、人と人とのつながる意味は変化してくるのかなぁ~?と考えてしまいました。私の生きる時代では大きく価値感が変わることはないでしょうが、子ども達が大人になる未来の日本では、今よりも人との関係性を大切に育む社会になっていてほしいと願っています。
なんか、最近…人生を折り返し後輩たちに託す気持ちが芽生えている社長です(笑・笑)
社会は変化した!!
2021-02-18
男女共同参画はもう古い?
先般の森会長の失言(?)で、マスコミの話題が総浚いされていますね。問題発言の前後の話を聞いていないので直接のコメントは差し控えますが、世の中の価値観が既に変わっていたということに無頓着であったこと。SNSなどで声を上げることへのハードルが下がり、これまでの仕方ないというあきらめの風潮に風穴があいたことが、世界を巻き込む一大騒動になったものと考えています。
過去に先人女性の戦い的な社会進出があり、私たちの時代には人一倍の努力を重ね、男性社会になじめた者が認められるという構造でした。しかしこれからは、ジェンダーを超え誰もが参画できる社会にならなくては、労働力不足で日本がなくなってしまうかもしれないのです。
これからは「女性の言葉をつかえる男性」が社会で活躍する時代。と坂東真理子さんが講演でおっしゃっていましたが、まさにその通りですね。
社長として女性だから困ったことはありませんが(というよりも、気にせず邁進してきた)価値観としての男尊女卑を感じることは多々ありました。
日本の美徳である助け合いの風土が戻り、多様性を享受する新たな社会になっていくことを次の世代に託しながら、今自分ができる行動で役目を全うしたいと感じました。